蓼科へ
2023
11/27・28日と1泊で蓼科に行ってきました。
今年の春に箱根(→◇)に行った仲間4人で、再び会員のホテルを利用させてもらって。
計画した頃は
「蓼科の紅葉を見せたくてさ!」
と言っていたので、京都がちょっと早かった分、淡い期待があったのですが・・・あずさ9号で「茅野」に到着
お昼は簡単に駅の立ち食い蕎麦で。
それからタクシーでBARAKURAイングリッシュガーデンへ
昔、姉と生活クラブのバス旅で来たことがありました。
その時は緑の芝生にそこかしこに薔薇や色とりどりの花々が咲き誇っていましたっけ。でも今の時期は枯れ枯れ状態
なので苦肉の策のクリスマス仕様・・なのかな?(笑)
だからこそ青空に映える赤いバラの実が愛おしくて・・・
青空に枯れたカラマツ林が潔い、というか(笑)
少しは色のついたお花も見せなくちゃ、とこんな企画もありました。
好きな寄せ植えとリースを1点ずつ投票して箱へ。
抽選でバラクラガーデンに無料招待とか・・なんか書いてありましたけど、来れないし・・。
でも出品者の励みにはなるでしょうから無記名で投票だけしてきました!
せっかくなのでカフェでケーキとお茶を。ヴィクトリアンナッツケーキ
スコーンも食べたかったので二人ずつシェアして。
半日、バラクラガーデンでゆっくり過ごしてまたタクシーを呼んでホテルへ。ここもクリスマス仕様
ツインベッドに和室。
ここに布団を2枚敷いて4人で。
落ち着く間も無く17時半から夕食。
箱根同様、迷路のような館内を探し回り、夕食の御膳へ。
では恒例のメニューです山海の恵み九種盛り:青菜といくら浸し・柚子豆腐・烏賊すり身揚げ・叩き鮪と赤酢舎利・赤海老と焼き茄子の延命酢ジュレ・白胡麻ブランマンジェ・本日のお造り・信州福味鶏の醤油麹焼き・馬刺し
色々な種類を少しずつ。
これだけでも十分だけど・・・焼物:信州サーモン味噌柚庵焼き・信州産花豆蜜煮
焜炉:甲州乳酸菌豚クリスタルポークと自由農園野菜のとろろ鍋
右後ろのお出汁の入った鍋が沸いたらお皿のものを入れ、最後にとろろでとじました。御食事:しらすと野沢菜の御飯・袱紗仕立て・香の物
左手前の小鉢に入ったしらすと野沢菜をご飯に混ぜていただきました。デザート:信州産林檎と生キャラメルアイス
色々手配してくれた友人が
「勝手に相談もしないで一番安いのにしたよ!多分品数の違いだからと思うから」
そう、十分!!
ご飯の量を減らしてもらいたかったけど、言う間もなく運ばれてきちゃったから・・
でも、全部美味しかった!夜のライトアップの中庭を通り過ぎ、温泉の大浴場へ。
1日目は電車とタクシーの移動だけ。
京都の旅とはえらい違い。
ちっとも疲れていないので、やはりその夜はなかなか寝つけませんでした。翌日の朝食はサラダとドリンクはビュッフェ。
きのこのスープとパンと卵料理はシェフのお任せ。最後に運ばれたブリオッシュのフレンチトースト。
右の赤いのはフランボワーズソース。
左はバルサミコ酢とメープルシロップを混ぜたソースだそうです。小雨の降る朝でしたが、チェックアウトを済ませて出たら青空!
ホテルのシャトルバスで茅野駅まで。
2日目の最初の目的地は岡本太郎も絶賛したという「万治の石仏」
茅野駅でコインロッカーに荷物を入れて、身軽になって電車で下諏訪へ。
Googleの地図で徒歩17分とあったのでこのくらいは歩きましょう、ということで歩くことにしました。途中、諏訪大社の下社春宮を通り過ぎ、
やっと紅葉が残っていた樹を見つけて砥川べりを歩き
この赤い橋を渡ると・・・
見えてきました!
「万治の石仏」
これは何かというと、諏訪大社の春宮に大鳥居を奉納しようと石工が大きな石にノミを入れたところ、血が流れ出て、驚いた石工が大鳥居の造作を止め、あらためてこの不思議な石に阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立したのがこの石仏とのこと。
建立した願主が万治3年(1660年)と刻まれていることから「万治の石仏」と称されるようになったそうです。
さて、ここまで17分ということでしたが、とんでもない!速足で歩いていたのに25分は優にかかりました!
なので帰りも30分ぐらいの余裕をみないと・・・結局、予定していた電車に乗れず、次の電車まで1時間後。
ここでじっとしていてもしょうがないので、下諏訪駅の観光協会に飛び込んで1時間で観光できるところを聞きました。
さっき、下社春宮は通ってきたので、今度は秋宮に行ってはどうかと。
歩いて10分くらいだから次の電車に間に合うよ、と。
結局、タクシーが停まっていたので秋宮まで乗せてもらい、秋宮で待っててもらって帰りもそのまま乗せてもらうことに・・
優しい運転手さんで、
「このままメーター下げないでおいとくからいいよ!」と。
で、車を駐車したら中まで来て、ついでにガイドまでしてくれました!ここでも赤いもみじが!
1tもあるという〆縄
2004年の御柱祭で建てられた4本の御柱のうちの1本
などなど案内していただきながら次の電車に間に合うべくタクシーで下諏訪駅に戻りました。
そして電車で茅野駅に到着。
美味しいお蕎麦屋さんがあるというので、そこで昼食。私は「小のもりそば」にかき揚げトッピング。
小とはいえ多かった!!
でも信州蕎麦を堪能しました!
そして最終目的地、山下清の放浪美術館へタクシーで。おむすびがお出迎え
諏訪には山下清も何度も訪れたのでしょうね!
こじんまりした美術館でしたが、たくさんの貼り絵の原画や点描画が飾られ、倉庫にもまだ作品がたくさんあるとか。
1年に1回、入れ替えるそうです。
ボランティアで説明してくれるおじさんがなんともほのぼのとして・・・。
この近所のおじさんといった感じ。入場券を払ったときにお好きな絵葉書をどうぞ、と言われていただいたのがこれ。
この間行った「清水寺」だったからこの本を買ったら
お好きな絵葉書を2枚どうぞ、と言われていただいた2枚
カーネーションとさっき行った諏訪大社 秋宮
とてもいいものを見させてもらって帰路につきました。
往路は特急でしたが、帰路は茅野から普通電車で帰りました。
結構タクシーを使ったので、特急料金分くらい節約しようと!
途中、甲府で30分以上待ち合わせがありましたが15時頃茅野を出て、柳瀬川に19時半に到着しました。
今年の旅はこれでおしまい!
思えば今年は箱根に始まり、軽井沢、福島、戸隠、京都、そして蓼科と旅行三昧のいい年になりました。