芸術の秋
Nov
2024
2024
11
過ごしやすい季節になりました。
でもあっという間に冬になりそうですが・・・。
秋は行事が盛り沢山!
11/4に2日から開催中の志木市展に行って来ました。
今年は志木市役所で開催されました。
秋晴れの良い日でしたので土手を歩くこと30分。
心地よいウォーキングでした。
Hさん、毎年出品されて頭が下がります。
この草木染めの着尺、題名は「暁闇」
「あかつきやみ」ってなんか素敵な響き!
聞けば、故郷の友人が詠んだ短歌からとのこと
「暁闇の縹(はなだ)の空の月低く光は二月の畦道に凍(し)む」
とソラで読んでくれて、説明してくれました。
私は何度聞いても覚えられないので手帳に書き留めてきました。
縹とは薄青色のことだそうです。
こんな素敵な短歌にイメージを膨らませて織るなんて、詠んだ方も感激でしょうね!
着尺の上の方の段々に広がる暁闇。
右袖の上の絣は渡り鳥が列を成して飛んでいく様か?
そして後ろ身頃の右下方、月低く・・黄色に照らし出されています。
この着尺って、ちゃんと設計図を書いてから織るんですって。
一緒に行った友人と
「こんなこと頭のいい人じゃなくちゃとてもできないわね!」
と、感心して帰ってきました。
そういえば私の姉も美大で染織を専攻した人でした。
はい、頭が下がりますm(._.)m