海洋プラスティック問題
2022
昨日、生活クラブ生協・埼玉の「森と水の実行委員会」によるイベントに参加しました。
題して「街中の川から見てみよう海ごみのこと」
柳瀬川駅で集合してそのまま先ず、柳瀬川へ行ってゴミ拾い。パッと見、綺麗なように見えますが、結構ゴミ袋がいっぱいになるくらいありました!
潰した空き缶、タバコの吸殻、ペットボトルの空き容器、レジ袋、果ては炭が入ったバーベキュー用のコンロ(?)まで。
レジ袋に詰め込んだ古着もありましたっけ。
(拾うのに夢中で画像は撮り忘れました^^;)
30分ほどで切り上げて、今度は場所を変えて会議室でマイクロプラスティック講演会。
全国川ごみネットワーク事務局の伊藤浩子さんが講師。
参加者の中には、お子さん連れのご家族で参加の方も何組かいらして、こういうイベントに積極的に参加させることって大事だなあ、と思いました。
講師の方が最後に「海に流れて行ってしまうゴミを減らすにはどうしたらいいでしょう」という問いかけを子供たちに振ったら
「無駄な包装は断る」
「壊れたものも直して使う」
・・・と回答。
さすが、意識が高い!!!
かく言う私はこの「森と水の実行委員会」に友人がいて、誘われたからであって、そうでなければスルーしてたかも・・・。
で、私たちにできることはもちろん、ゴミを(川辺に)捨てない、極力出さないこと。
でもそんな意識の低い人は会場にはいませんので、環境に良い行動をする人を増やすお手伝いをすること。
つまりこうして発信して伝えることも手段の一つかと。
実際、土手を降りて川べりを歩いてみてください。
なんでこんな物捨てるんだろう、というものがたくさん!
タバコの吸殻のフィルターは土に還りません。
ビニールゴミは劣化して細かくボロボロになって川から海に流れていきます。
そして海の生き物たちの胃の中に・・・。
このまま何もしないで増え続けると、2050年には海の中の魚の量よりもプラスティックの量が多くなると言われているそうです。
私たち人間の一人ひとりの意識と子供たちへの教育(いえ大人にも教育が必要)で街中の川からゴミをなくしてきれいな海を取り戻して欲しいです。