世田谷美術館へ
2019
昨日ははるばる世田谷美術館へ。
志木から副都心線Fライナーで渋谷まで。
渋谷から田園都市線で用賀駅下車。
そこからはタクシーで。
だって昨日も4人。
4人だったらタクシーが一番!
初乗り730円で行きますからね!
一人200円もかからない!
それにしてもタクシーの初乗り730円っていつの間に・・・!?
高くなりましたね~
ドライブレコーダーの話になって、タクシーの運ちゃん曰く
「これは360度3時間続けて撮れる」とのこと。
「え?3時間だけ?」と思ったら、ずっと作動しているわけではなく、何か衝撃があったら作動し始めるとか。
「え?例えばあおり運転のような前に怪しい車が走ったらそれで感知するの??」
という疑問は沸きましたが・・・。
ま、近頃のドライバーも大変です!!
タクシーもそんな設備費もかかるから料金も上がるわけですね。
・・・ってきょうはそんな話ではない!
日曜美術館でも放映されたようで、素敵なご夫婦の二人展でした。奥様の藤田桜さんは5つ年上の姉さん女房。
現在の大妻女子大を卒業されたということで、特に美大出身というわけではないのですね。
卒業後、中原淳一の「ひまわり」編集部の記者として活躍されました。
ご主人の高橋秀氏はその「ひまわり」や「それいゆ」の挿絵を描いていて、そこで出会ったそうです。
「それいゆ」ってよく見ていたような・・・。私もそんな年代でした!!
その後桜さんは学研の「よいこのくに」という雑誌の表紙絵の専属作家となります。それは布貼り絵で、その原画も展示されていました。
これは「とりのともだち」という桜さんの絵・文の絵本です。
その貼り絵の原画一枚一枚すべての頁が展示されています。
小鳥が樹に守られて成長して、いつか飛び立ち・・・。
でもまたこの樹に逢いたくなって戻って来たら、切り株だけ残されていて。
「樹さん、どこへ行ったの!」とあちこち探しまわっていたらどこかで声が。
「私はここよ!」と。
樹は切られていましたが、木の船になって湖に浮かんでいました。
とりはまたその木の船に寄り添って止まっていました。
・・・というお話。なんだかほのぼのとして好きだなあ。
ほかの絵本もたくさん!「ピノッキオ」なんて有名でしたね。もちろんこれは「絵」だけですけど。ご主人の秀さんの作品は幾何学的というか曲線美を描く現代美術というのでしょうか。
桜さんの繊細な貼り絵とは対照的な大胆な作品でした!世田谷美術館は前にも「暮らしの手帖展」で来館しましたが、砧公園内にある建物も周りの景色も気持ちのいいところです。
ここは「ル・ジャルダン」という館内にあるレストランに続く廊下。
もう1時半も過ぎていたので、お昼時の混雑はないだろうと行ってみたら2時がラストオーダーなのにまだ10人もの人が順番待ちをしていらした。
もちろん諦めました。公園内を歩きながら、用賀駅へ向かい、やっとお昼にありつき夕方までゆっくりしてきました。