コンサート
Oct
2015
29

全くの私ごとですが、先日の日曜日に所属するコーラスグループの第14回目のコンサートがありました。

前回のコンサートで新調したドレスで第一部。
オープニングはNHKの朝ドラ「マッサン」のテーマ曲、中島みゆきの「麦の唄」。
初っ端から女声三部の難しい曲でした。それぞれのパートのハーモニーが合うまでどのくらいかかったことか・・・。
最初の曲がこのコンサートの良し悪しにかかっていると何度も聞かされているので、この選曲は果たして良かったのか・・・?
不甲斐ないスタートでした!
その後オペラ「ナブッコ」より「行け、我が想いよ金色の翼に乗って」
「チェルノブイリのこうのとり」
ベトナム戦争の戦火に追われた人々を歌った「またくるあしたを」
ナチスドイツと戦った兵士を歌った「赤いカーネーション」etc.
そう、一部はかなり戦後70周年を意識した歌が多くて、重かったかもしれません。
ちょっと一休みをしてシングアウトも入れたのですが、なにしろ会場退出時間に限りがあるのでこのコーナーたった5分しか時間が取れず、会場の皆さんに覚えていただくまでの時間はなかったかもしれませんね。

プログラムです。


第二部の最初はこの春に沖縄旅行で盛り上がったこともあり、沖縄の歌三曲をゲストで沖縄舞踊の地謡(じかた)をして下さる方の三線の伴奏で歌いました。
この衣装もまた、前々回のコンサートでやはり沖縄をテーマにして歌ったときに団員で作ったものです。
しかし、この沖縄三曲はひどかった・・・。
言い訳するわけではないけれど、いつもピアノ伴奏で練習しているものを急に三線の伴奏で1、2回の合わせで歌えるものではなく・・・。
カチャーシーよろしく、楽しく歌えればいいか!と開き直ってました(笑)。



ゲストの沖縄舞踊。
なかなか見れない踊りで観客の方にも喜んでもらえたようです。


着替えること、3回目。この日のために新調したブラウスとグレーのスカートです。

シャルル・アズナブールの「それはあなた」
となりのトトロから「おかあさん」
NHKみんなのうたより吉田山田の「日々」
なかにし礼作詞の「リメンバー」これは佐藤しのぶが歌っている曲です。歌詞がいい!
「リメンバー・佐藤しのぶ」で検索してみてください。ユーチューブで聞けます。
そして与那国島の小学一年生の詩「へいわってすてきだね」
これは絵本にもなりましたね。この詩に私たちの指揮者が曲をつけてくれました。この詩もすばらしいですけど、この曲がまたやさしくて初めて聞いた時からスッと自分の中に溶け込んでくる曲でした!
フィナーレは去年、仙台の全国のうたごえで銅賞を頂いた曲「あってはならぬこと」。

「人が人を傷つけたら どんなに悲しいことでしょう
人が人を殺したら どんなに怖いことでしょう
人は人を助けてこそ 本当の人になれるのです
人は人のためにこそこの世に 生まれてきたのです
それなのに 人も街も川も 焼きつくし 
この世を突然 地獄に変えてしまう
あの広島の日は あってはならぬこと

人が人をさげすんだら どんなに悲しいことでしょう
人が人を敵と呼べば どんなに怖いことでしょう
人は人を愛してこそ 本当の人になれるのです
人は人と美しく生きていくため 生まれてきたのです
それなのに 空も山も海も 焼きつくし
この世を突然 地獄に変えてしまう
あの広島の日は あってはならぬこと」

私たちのコーラスの最初の指導者である藤本洋氏の作詞です。
戦後70周年である今年のコンサートのテーマといえる曲だと思いました!

全18曲、暗譜しました!!
毎年、齢を重ねていくにつれこの暗譜はかなりハードです(泣)。
2年に一度のコンサート、再来年は団発足30周年になります。
その時まで、また力を蓄えて頑張ろうねと、仲間と誓い合いました。

私のストレートネックも大分よくなっていたのに、前夜は肩から腕にかけて痛みがひどく全然眠れず、トイレに起きること5,6回。
昔から遠足の前の日や何か行事のある前日は眠れない「子」でした!

その日の夜は早めに布団に入り翌朝7時過ぎまでぐっすり眠れました。
そしてなんと今までで一番首も軽く、文字通り「肩の荷をおろした」私なのでした!!